左手首を怪我してリストカッターみたいになった話
先日、左手首をちょっとえぐってしまった。
自傷癖とかではなく、単純に金具に引っ掛けてえぐってしまった。
ああなんか痛えなと思ってたら結構な量血が出てて家でビックリした。
なんだか頭の悪そうな開始になってしまったが、なんで唐突にこんな話をするかというと
最近また同じ場所を引っ掛けてしまってかさぶたがすごい勢いで剥がれてしまった
手首に絆創膏を貼っていると、リストカッターみたいだなと思ってガーゼと包帯で傷口を覆うことにした。
うん、すごいリストカットした人みたい。
もしかしたらこれは面白いのでは?と思い、ウキウキと外を闊歩することにしたのだ。
しかしこういう日に限って知り合いに合わない。
いや、そもそも適当に近所をフラフラして知り合いにエンカウントする確率などほぼ無いに等しいが、偶然出会ってちょっと病んでる感じを演出したかったのだ。
15分くらい歩いて飽きたから近所のタリーズに行くことにした。
店員さんにさりげなくこの包帯を見せつけ、なんかヤバそうな奴が来たぞ、という視線を浴びようと考えたのだ。
今書いてて思ったけどこれは完全に変態だ
歪んだ性癖、もといアピールをするためにタリーズに入店する。
レジにはキレイなお姉さん。
注文をする俺はもう普通に正気じゃない。
こんな歪んだ思想をしているのに、タリーズのお姉さんは眩しい笑顔でこちらを見てくる。
ああごめんなさい、生まれてきてごめんなさい。猛省した。
ちなみに左手首に巻いてる包帯は1秒も見てないと思う。
なんで俺は包帯巻いてるんだよ、いい年こいて中二病か。
自分が可哀想になってきてコーヒーをそそくさと飲み、帰宅することにした。
帰り道は昼下がり、こんな平日に何をやってるんだ俺は。
悲しくなってちょっと仕事をして夕方に寝たら夜更けに起きてしまった。
そんな一日でいいのか俺、人生を浪費してないか?俺
それでは